大好きな人がいなくなってしまった日

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カツオの大好きなH君。

2人で高みを目指し一緒に走ってきたH君。

よく飽きないねってくらいいつも一緒に練習していたH君。

 

先日クラブをやめてしまった。

本当に突然の事だった。

 

移籍だったら笑顔で見送る事ができる。

  

テニスをやめてしまった。

 

カツオにH君からLINEがきた。

 

 

ごめんね

今日テニスをやめます

カツオと過ごした日々はとても楽しくかけがえのないものだった

もっと死ぬほどカツオを笑わせたかった

今までありがとう

ずっと応援してるよ

カツオ大好き

 

 

悩み苦しんでいた事は前々からH君のお母さんから聞いて知っていた。

中2にもなると大人になって色々考えちゃうんだね〜

なんて話してた。

私が思っていた以上に彼の苦しみは大きかったのだ。

 

子供はゲンキンなもので、H君がやめたその日にラケットをちょうだいとか言い始めていた。

カツオはH君に「ラケットは誰にもあげないで」とLINEを送った。 

理由はあえて伝えなかったが、H君は「わかったよ」と。 

”あんなにテニスが好きだったH君なんだからきっとまたテニスがしたくなるはず。その時にすぐにテニスができるように。”というカツオと私の思いだった。

 

テニスは個人競技だけれど、色々な面でH君を失ったカツオのダメージは大きい。

兄を失い

友達を失い

ライバルを失い

同志を失い

練習パートナーを失い

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「オレはこれからどうしたらいいのかな」ってカツオは言った。

クラブの子のあるお母さんは「H君がいなくなってしまって一番ショックなのはきっとカツオ君だから・・・カツオ君大丈夫?? 」とメッセージをくれた。

大丈夫・・・ではない。

一見いつも通り元気なカツオだが、練習になるとなんだか身が入らなとカツオは言う。

今生の別れではないが、こうやって出会いと別れを繰り返し大人になって行くのだろう。

カツオがここまで成長できたのはいつも練習に付き合ってくれたH君のおかげ。

3つ年上と言う事もありテニス以外でもたくさんの事を教えてくれた。

悲しいけれど、できればウソだと言って欲しいけど、これは現実で、受け入れなければならない。

 

カツオにはこの受け入れがたい悲しい現実を通して人として成長して欲しい。

 

そして現実的な問題として、

今までH君がいたから自主練をたくさんする事ができた。

これからはそうはいない。

カツオはどうやってこの危機を打開して行くのだろうか。

これもまた試練である。

 

 

おわり

 

 

 

4 Comments

かっちん

大切な人との別れ。
辛いですよね。中2でやめるという選択をしたH君、それだけ真摯に向き合っていたという証なんでしょうね。
カツオ君はH君の分までとかじゃなく、逆にH君を軽く越えていくという気概で、練習に試合に打ち込んで悲しみを忘れるしかないですね。

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tonpari

かっちんさん

この1件でカツオがテニスをやめる時ってどんな時何だろうか・・・と考えましたが
全く想像がつきません。でも誰にでもいつかは来るんですよね。
”仕方がない事だ”とカツオは割り切り初めています。
どんな時も前に進まなければなりませんからね。
カツオがH君に送ったメッセージ、「オレはテニス王になる!」でした。
最近ワンピースが好きみたいなんです(笑)
かっちんさんのおっしゃるようにH君を超えていけるようこれからも頑張ると思います(^_^)

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橋本

ちなみに…

うちのチビも同じ様な経験があります…

うちのスクールに、2歳上のお兄ちゃんがいました。
お兄ちゃんが、上のカテゴリーに上がるまでの約1年間…チビは、そのお兄ちゃんとダブルスもペアを組んでいました。
その時は楽しそうにしていましたが…お兄ちゃんのカテゴリーが上がった途端…スクールを辞めました。
『他のスクールに…』という話をしていましたが…実際はテニスを辞めました…
その時のチビは、本当に落ち込んで…『別のスクールでテニスしようかな…』とも…

今は…元気いっぱいですが…(笑)

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tonpari

橋本さん

時が経てばぽっかり空いてしまった心の隙間も埋まる・・・
息子さんもそうだったように時間が解決しますね(^_^)
しかし切ない。号泣ですよ・・・・・・私が(笑)
あ、カツオも「オレ、クラブやめようかな」はポロっと言いました。
が!やめる気配はありませんね(笑)
別れもあれば出会いもある!
またいい出会いに恵まれる事を母は願うのです。

息子さん足、お大事にしてくださいね(^_^)

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