アンラッキーとラッキー

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Hくんが居ないクラブにも少し慣れてきたカツオ。

いつも一緒に居たから・・・と今も心配してくれて声をかけてくれるお母さんもいる。

H君ロス・・・カツオは立ち直りも早いのだろうか、割り切るしかないのだろうか、元気にテニスをしている。

 

そろそろ選抜ジュニアの県予選が始まるので悲しんでばかりはいられないのかな。

ここにきてカツオは以前患っていた”シンスプリント”がまた顔を出し始めた。

カッコイイ名前だが痛みで走る事が困難になるとても厄介なスポーツ障害だ。

痛みが出てしまったのは引っ込めることはできない。

まだ痛みが小さいうちにできるケアをしてなんとか乗り切らなければ。

 

カツオは逆算を始めた。

「前は2週間位でよくなったから〜・・・・あれ?全然間に合わないじゃん(・∀・) 」

 

イソイソと整骨院通いを始めたカツオだった。

 

不穏な空気になってきたカツオの選抜ジュニア。

ライバル達だってたくさん練習しているはずだから、どこかしら不調な箇所はあるはず。カツオだけじゃない。

だから結果の言い訳に足の不調なんて母は言わせないよー。

 

「最後は気合いと根性でなんとかなる!」

と私お決まりの昭和の精神論をプレゼントした。

 

でも私はため息が出てしまいそうなのだ。

去年も同じだったな〜と。

デジャブ。

 

ついてないな〜なんて思っていたところへ1本の電話。

ヘッドコーチからだった。

 

コーチ 「カツオなんですけど・・・・」と少し小さな声。

 私  「こ、怖いんですが・・・・久しぶりに何かやらかしましたか」

コーチ 「やらかしました・・・」

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 私  「えっ!!何をしでかしましたか・・・」

コーチ 「嘘です(笑)」

コーチ 「おめでとうございます!」

私  「(よく分からないけれどとりあえず)有難う御座いまっす!」

コーチ 「カツオ選ばれました!」

私  「(何にかな?)ホントですかっ!!」

 

話を聞いてみると”選ばれた”訳ではなかった。

”コーチが尽力してくれた”と言うのが正しいと思う。

本来なら参加する事ができない練習会に参加する事ができる事となった。

1名欠員が出たのでカツオをゴリ推ししてくれそこに入れるよう尽力してくれたコーチ。

私は「そんなところにカツオが行ってしまって大丈夫なのでしょうか」と聞いてしまった。

コーチは「周りはハイレベルな子達ばかりですからね(笑)でもきっと大丈夫でしょう」 と。

 

幸運な事に間違いはないが、私は全然大丈夫な気がしない(~_~;)

 

練習後カツオはその話をコーチから聞き二つ返事で「行きます」と言ったそうだ。

「行かないなんて選択肢はないでしょ〜」と私に言ったがカツオはきっとわかっていない。どんな中に自ら入って行くのかを・・・

 

絶望感を味わうのか、はたまたポジティブに最高の経験が積めたと言うのか。

帰ってきてからのカツオの言葉はどっちだろうか。

 

 

いつもいつもカツオに色々な経験をさせてくれるコーチに感謝m(_ _)m。

そしてハイレベルなその中に明らかに力の違いすぎるカツオが混ざる事によって生じるであろうどよめきに陳謝m(_ _)m

 

 

コーチがくれたまたとない幸運。

とにかく足を早く治さなければ。

 

 

おわり

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