ハナコの事

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ハナコはよく食べよく笑う。

お笑いお肉をこよなく愛する小学校6年生。

 

テニス歴は弟カツオと同じく2年3ヶ月。

カツオに遅れること5ヶ月、選手コースに入り

競技としてのテニスを開始。

 

今年の頭まで、ハナコのテニスは酷かった・・・

勝てないのは当たり前。

ボールを追いかけない。

届かなそうだな・・・って思うボールは一歩も追いかけず

諦めて、はい次!

これを毎試合、普通にする。

もう少し前のボール追いかけたら?

と言ってはいたのだが一向に変化の兆し無しだった。

 

ある日私は我慢の限界に達し

ブチギレた。

 

 

勝ちたいと思う気持ちが無いなら辞めちまえ!

 

と・・・。

戦う気持ちが無いのなら競技としてのテニスをする意味が無い。

勝ちたいと思う気持ちが無いのなら戦わないテニスをしたらいい。

普通のレッスン生に戻り、楽しいだけのテニスをしたらいい。

テニスを辞めたっていいんだし。

 

この頃のハナコの様子を、コーチは

エクササイズ感覚

と言っていた。

うまいこと言うなと思った。

 

日々のレッスンだけしかしてなかったハナコは

「ヤバイ、このままじゃテニス辞めさせられる」

と思ったのか、自主練に積極的に行くようになった。

 

 

そんな彼女は今年の夏、心身共に急成長を遂げた。

まるで別人のようになった。

 

プレースタイルの変化など技術面での成長もあるが、

私はそれ以外の成長を認めてあげたい。

 

生活の優先順位が変わり、テニスの事を1番に考えるようになった。

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ボールを必死に追いかける。

簡単なミスも少なくなり、

ずっっと勝てなかった相手に勝にも勝てるようになった。

声を出すようになった。

このポイントは絶対取らなくてはっという場面では、

 

オルァァア!!

 

と女子は勿論、男子でも出さないような声を出す。

(本人に聞いてみたら、全く自覚がないらしく無意識に出てる声のようだ)

試合では、負けた相手に次回勝つ為には、

どういう練習をしなくてはならないか考える。

自分の時間のある限り練習する。

 

コーチも驚くような急成長だ。

 

他の保護者の方々にも

「ハナコちゃんすごく変わった」

と口々に言われた。

 

そして夏休みのとある試合で、クラブの誰もが驚く結果を残した。

公認の大会で表彰状をもらってしまったのだ。

カツオと同じく万年予選落ちのハナコが・・・

それは幾つかの幸運も重なっての事だが、

彼女は数日、ニヤニヤが止まらなかった。

 

県内のランキングもグググっと上がった。

 

両手で抱えるほどのポイントはまだないが

この夏に稼いだ、大切な大切なポイントを小脇に抱えて

14歳以下のカテゴリにお引越しだ。

 

目標は

 

県ジュニアでの上位入賞

その上の大会にも出れたらいいな

 

だそうだ。

 

 

そんなテニス的成長期にいるハナコだが、

ここ1ヶ月ほど原因不明の体調不良に悩まされている。

体調が回復するまで、しばらくテニスを休むかどうか考え中なのだ。

 

ついてないハナコだ。

早く治して好きなだけテニスをさせてあげたい。

 

 

 

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