試合中、堪忍袋の尾が切れたカツオ

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前に、カツオがコンタクトをつけ始めた事で、今まで見えなかった色々なものが見えるようになったというお話をした。

”次回に続く”とか言いながら随分時間が経ってしまった。

ではその副産物(=相手のミスジャッジがはきりと見えるようになってしまったこと)についてのお話し。

とある3セットマッチの試合での事。

1セットは6−3で取り、

2セット目4−6で逆に取られてしまった。

ボールを拾い歩いていたカツオが鬼の形相で何かブツブツ言っている。

聞き取れた言葉の一部は、

「何本イモれば気がすむんだよ💢」

だった。

カツオの目にははっきりと見えてしまっているのだ。

私と一緒に見ていたカツオの友達のお母さんで目を見合わせて苦笑い。

「カツオ君怒ってるね(笑)」

「ですね(笑)」

私はセット間を利用しお手洗いへ行ったのだが、その戻り道、色々な選手の試合を見ながら、そして見入ってしまい、「そうだカツオカツオ」と戻った時には試合は終わっていた。

我が子の試合がやっているのにどんだけよそ様のお子さんに見入っているんだよという感じだが、私はいつもこんな感じで我が子の試合を見逃す事もしばしば。

カツオの試合を見ていたお母さんと、カツオの仲間2人がニヤニヤ笑っていた。

「あれは無理だわ」

と仲間の1人が笑いながら言った。

よくよく聞いて見ると、

ファイナルセットの出だしはカツオが1ポイントも取れず相手が1ゲームを取った。

だが2ゲーム目からカツオが覚醒したとのこと。

6ゲーム連取で結果ファイナルセットは6−1でカツオが勝利した。

戻ってきたカツオが言った言葉を要約。

相手がコートの位置条件を利用し、ロービングやギャラリーから遠い方のコートへ行くとミスジャッジを連発。競れば競るほどミスジャッジ連発。

その悪質極まりないやり方が許せなかった。

こんなセコイ奴に負けてたまるかと思った。

(この相手選手の試合はもめているのを度々見かける)

カツオは怒りをエネルギーに変えたのだ。(と私は思っている)

ファイナルの2ゲーム目からはカツオの一方的な試合となったようだった。

それは怒涛のようなカツオのポイントラッシュだったとか。

相手もあれやこれやとやり込められ途中から戦意喪失。

「そんなの無理だよぉー」などと泣き言も多々あったようだ。

そして試合後、「死ね」の一言も頂戴したという。

セルフジャッジは永遠のテーマだ。

他の方々のブログでも試合マナーと一緒に問題提起されているように、現状はイモったもん勝ちで正直者がバカをみるのが現実。

抗議してもジャッジは覆らないからだ。

セルフジャッジである限り今後もきっとそれは変わらないのだろうけど・・・それは切なすぎる。

正直者が最後は笑う制度にしてもらいたい。

以前にも言ったがカツオのジャッジはエンジェルだ。

コーチにはクラブ1のエンジェルと言われている。

それは自分の首を自分で締めているという間抜けな状態。

時には相手の選手に「え?」って言われたり、

別の試合だが、試合後ロービングに

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「こーんなにアウトのボールがいっぱいあったよ。ちゃんと見てジャッジしてね。」

と注意されたそうだ。(ハナコもこの経験がある)

その注意があるなら逆のミスジャッジの注意もしてもらいたいなとも思った。

恐らくカツオの場合、ジャッジが綺麗というのとは違う。

ただ単にボールが落ちたところを見ていないだけのような気がする。

だから時には見ていてイライラしてしまう。

まあ、とにかくカツオのコートは人より一回り大きいのだ。

私もコーチも何回となくカツオに「勿体無い」と言っているのだがなかなかなおらない。

技術面以外にも大きな課題があるのだった。

話のついでに、試合中の選手としてのマナーについて。

完全な持論なのだが、ジャッジが綺麗な子は試合態度が良い。

先日、カツオにとある選手を見習うよう言った。

試合会場でその子は初対面のカツオに

「よっ!カツオ!」

と声をかけてきた。(呼び捨てなのが面白い)

初対面なのでカツオは

”はて誰かしら?”

といった感じでキョトン・・・だ。

自分からグイグイいくタイプではないが、グイグイ来られるのはウエルカムなカツオ。

一瞬で仲良くなった。

明るく、とてもひょうきんな子で可愛い。

そして彼のテニスはとてもカッコイイ。

お互い少し勝ち上がり対戦する事になった2人。

始まってみるとこの子の試合態度が素晴らしかった。

コートの外と中では別人のようにガラリと変わる。

初対面で呼び捨てで声をかけてきた子とは思えない(笑)

自分のミスに苛立つ事があっても、それを相手にぶつける事はない(カツオにもたまにあるボールを渡すのが雑になるなど)カウントは大きな声でハキハキと、そして自分に超絶不利な状況でもきわどいボールをアウトコールしない。

カツオがかろうじて勝ったのだが、試合後握手をする際カツオへリスペクトの言葉をかけてくれたそうだ。

ボールを渡す時は

「ボール行きます」

カツオがボールを渡した時は

「有難う御座います」

ボールを渡すとき少し方向が外れたら

「すみません」

これらをきちんと大きな声で言うのだ。

本来当たり前の事なのだが、悲しいかなこのような紳士的なプレーヤーはとても少ない。(カツオも紳士的とは言えない)

カツオにもこの子のような選手になってもらいたいなーと思った。

「イモられたからイモりかえしてやった」と自慢気に言っている子。

負けた時、相手に悪態をつく子。

握手の際、帽子すら取らず握手もろくにしない子。

この違いはなんだろうと考えた時、やはり親の指導なのではと思ってしまう。

子供を見て親を想像する。

先日、とある親御さんが自分の子の試合を見ていてものすごく怒っていた。

「負けてるからって態度が悪すぎる!」と。※自分の子供の試合態度

可愛い我が子であっても、こう思えるのが普通だと私は思う。

カツオも私もまだまだ試合のマナーが完璧とは言えない。

カツオには、人として、そして選手としてあるべき姿をこれからも教えていこうと思う。

そして私もカツオに恥ずかしくない態度で観戦をしようと思う。

おわり

14 Comments

さゆはる

セルフジャッジ、ジュニアには永遠のテーマですね・・・。

エンジェルなジャッジの子、ウチの地域にもいますよ(^^)。
2人くらい顔が思い浮かびます。
親御さんがのんびりしてらっしゃっる感じで、しかもとても謙虚です。
だからお子さんも、勝負にガツガツしてないんだな〜と、とても好感が持てます♡。
逆にイモな子は親御さんも勝負に厳しくて、しかも県でもトップレベルの子が多いです。
あとは残念な事に、コーチの子供さんな場合もありますね。
親やコーチが、負けを許してくれないから、インもアウトに見えたりするのかもしれません。

先日、公式大会の県予選で、ウチの息子が上位シード選手と対戦したんですが、息子のアウトコールに対して「今の入ってましたよね(怒)」的な感じで詰め寄ってきました。外から見る限り完全にアウトだったんですが、その子にしてみたら、コートに入った手応えがしたようです。
息子も譲らず「アウトです」と言ったまま2人無言で睨み合い。
相手が仕方なく引いたのですが、その後に、息子のセンターに決まったオンラインのサーブをアウトコール。
息子が打ったベースラインギリギリに入ったイン気味のボールもアウト。
これはきっと仕返しをされたんだろうな・・・と息子も思ったそうです。
結局負けてしまいましたが、テニスの内容はお互いに良かっただけに、そのジャッジで揉めた件が残念で仕方ないです。

大事なポイントはイモるとか、イモられたらイモり返すとか、本当にそういうのやめて欲しいですよね。
でももう私も「強い子にとってのルールではオンラインはアウト」だと、変な覚悟ができてしまいました・・・///orz///。

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tonpari

さゆはるさん

強い子でもジャッジが厳しめの子いますよね。
カツオは、イモらなくたって勝てるのになんでイモるんだろって言います。
もしかしたら前にも言ったかもしれませんが、故意にする子と、イモっている意識がなくてする子(自分のジャッジが正しいと思って)がいますよね。
今回のカツオの相手は故意である事が丸わかりだったようなのですが、カツオの試合ではない別の試合で、度重なるミスジャッジにロービングが途中から付いた試合がありました。私は息子と見ていたのですが、ロービングが付いても尚同じジャッジを繰り返し、都度「今のはインだよ」と注意されている子がいました。恐らくと言うか、きっと、その子は真剣にアウトと思ってコールしているんだと思います。クラブの指導なのかなと思うとなんか可哀想になってきちゃいました。
さゆはるさんの息子さんの試合も、相手の子はイモられたと勝手に自分で思い込み、やられたからやり返す的な・・・それは悲しいですね。
特に競っている試合の1ポイントの大きさとか考えると・・・・。

インでもアウトと言えばそれがまかり通ってしまうこのセルフジャッジ制度、なんとかしてもらいと本当に思います。

それにしても”無言の睨み合い”
男ですね!!カッコイイ😍カツオはそういう局面は多分「ひぇ〜💦」って尻尾巻いて逃げるタイプな気がします(笑)

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橋本

基本的に…
怒りのパワーは…
ミス連発になって…自滅するんですけどね…
うちの子は…(笑)

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tonpari

橋本さん

うちも以前はイライラが始まるともれなく自滅パターンでした(^ ^)
最近のカツオは”どんな局面でも平常心で淡々と試合をする”という神の領域に達しています。
なんて嘘です(笑)
やはりカッカしますが、でも以前よりはプレーが乱れる幅が少なくなった気がします。
ま、今回はたまたまそのエネルギーがプラスに転じた稀な例ですね。
お互い自滅撲滅を目指して頑張りましょう!!!

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かっちん

「死ね」テニスをやる資格のない子ですね。
たしかにミスジャッジは本当に多いと思います。
オンラインってインだよ?アウトと思ってない?と感じる位、平気でインボールをアウトと言い放つ子供は多いです。
うちの息子には、ジャッジは相手有利で判断しろ!と言ってますが、そのせいか、カツオ君と同じように、アウトのボールを普通に打ち返してますね笑
でも、イモるより、全然良いかなとは思ってます。
カツオ君のファイナルの戦いは見事ですね!ぐうの音も言えない位にイモりようのないボールでねじ伏せる。
うちの子に爪の垢ください笑

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tonpari

かっちんさん

「死ね」は、よーーーーく聞く言葉です。
悲しいし、怖いですよね😢

うちもジャッジについては試合に出始めた頃によく言って聞かせました。
ラインとボール着地点の間にコート(地面)が見えたらアウト、それ以外はイン。
そして分からないものも全部イン。
かっちんさんが仰るように際どいボールは相手に有利にジャッジが原則なのだと思うのですが、
小学生とかでは勝ちに固執しすぎてしまう子が多いのでしょうかね〜。
確かに息子さんもカツオもイモるよりはいいのかもしれませんが、それはそれで見ていると「オイオイ」って思ってしまいますよね(笑)
今回のカツオは稀に見る良い怒りのぶつけ方でいつもこんな風にはいきません(´;Д;`)
ご所望のお品をお送りしますが、息子さんが超ド級のお調子者(◯ホ)になってしまっても責任は負いかねますm(._.)m
なーんて🤗

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かっちん

あははは。◯ホは困るので謹んでご辞退させていただきます笑

テニスのセルフジャッジは、そろそろ本腰入れて協会、クラブがなんとかしないと、やばいレベルだと思いますね。
関東公認レベルでも醜いのを結構見ますしね。
うちは相手側のインアウトは良く見えていないみたいで、イモられていることすらわかっていません笑
なので、親がえーっ今の入ってるじゃん!ってなってるだけです笑
息子よちゃんと見ろって思ってますが。

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tonpari

かっちんさん

そんなそんなぁ〜遠慮なさらずに〜受け取ってくださいよぉ〜(╹◡╹)

コホンコホン・・・冗談はさておき(笑)
親は冷静に外から見てるので、in・outがよく見えますよね。
位置的にコートより少し高いところから観覧する会場だと面白いほど丸見えだったり・・・・
だから余計にチョイチョイチョイ!(・_・; って。
全ての親御さんが相手だけではなく我が子のジャッジもきちんと見て、我が子に真っ当なジャッジをするよう教える。
そうする事により勝負の勝敗は正々堂々戦い”どっちが強いか”で決まる、そんなジュニアテニスになって欲しいものですね(^ ^)

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かっちん

ですね。
できないのなら、ジュニアの親はジャッジの資格を義務化して、利害関係のない親が審判をするってのはどうですかね?

tonpari

かっちんさん

スポ少などの野球は親が審判したりすると聞きますね!
私は子供の頃バレーボールをしていたのですが、当時は主審は別として負けたチームの子供達がラインズマン(線審)や得点係りをやりました。
テニスの場合、親が審判となると・・・・サーティラブとか発音良く言ったり?(笑)それより何よりなんか恨みを買いそうでで怖いです(゚ω゚)
でも親がテニスに付いて深く学ぶのはとても大切な事だと思います☆
私も勉強しなければ・・・・

野球脳パパ

怒りを外に向かってプレーとして出せる、カツオ君すごいです。
レゴの場合は全て内に向いてしまうので自滅していきますが・・・
カツオ君はレベルの高いところで修羅場の試合をくぐりぬけてきているからこそ、そういう場面で力を発揮できるのだと思います。ますますカツオ君を早く見てみたくなりました。

イモりや悪態、小学生テニスの半分くらいはこの要素で占められているのではと思うくらい酷いですよね。
レゴもようやく本選とかに顔を出せるようになってきましたが、そのレベルに行くとそういうのは減るものだと思っていたのですが、逆に増えたような感じがします。本戦ダイレクトインの半分くらいはイモっているんじゃないかと思うくらいです。そういう子は大抵親がコート脇に張り付いて険しい顔をしながら観ていますが・・・

レゴもどちらかというとエンジェルジャッジで損するタイプ。しかも重要なポイントの時になればなるほどボールに集中しすぎてエンジェル連発します。最近は私もあきらめました。それで負けたのなら本人にとって悔いはないはずと思うようにしました。

レゴはイモりについて「恥ずかしい」と言います。イモることは最低の行為だと前クラブで徹底的に叩き込まれたからです。そう思うとクラブでの徹底した指導がとても重要なのではと最近思うようになりました。もちろん親からの指導も必要です。クラブ、親、子供が共通認識を持たないとこの問題は解決しないような気がします。

返信する
tonpari

野球脳パパさん

たまたまです(笑)
毎回そう良い方に転んでくれたら言う事無しなんですけどね、ナカナカそうはいきません・・・
修羅場の試合をくぐり抜けてと言うのは良く言い過ぎです(・_・;
”修羅場に行かざるを得ない状況で、行ったは良いけど軽く弾き飛ばされる”   これが正解です💦
野球脳パパさんの中でカツオのハードルが上がりすぎているので・・・・このままひた隠しにいきたいと思います(笑)

そうそう!レゴ君もエンジェルジャッジって言ってましたね〜
見てるとガクッってしませんか?私はすごーくします。よしアウト!ってこっちが思っても普通に続けるものだから(笑)
コーチにも「カツオ目見えてます?」って私が聞かれたたり。
親心としては接戦とか大事なポイントとかこそきちんとジャッジしてもらいたいですよね(¬_¬)
レゴ君のように、カツオも試合に集中していて見えてないのかしら・・・・と思ってみたり(笑)

低学年の子にありがちな事かと思いきや、高学年、強い子まで幅広く居ますね💦
確かに子供にとってコーチは絶対なので、レゴ君の前クラブのコーチのように故意にミスジャッジをする事は悪だとどのクラブでも教えてくれたら、だいぶミスジャッジも減るのではと思います。
でもそうではなく、その悪を善と指導するクラブやコーチがいるのが事実ですよね。一握りだと思いたいですが。
子供にそんな事を平気で教えるなんて、ほんっと悲しい。(言い方を変えると”ムカつく”)
これが小学生の時だけの一時的な傾向だったらまだ良いですが、テニスをする限りずっと付いて回るとしたら・・・
テニスってなんなんだろうって考えちゃいます。

イモる事を「恥ずかしい」と言うレゴ君、ステキ!!!そして立派だと思います!!!
私もますますレゴ君に会いたくなってきました〜(*´∇`*) (笑)

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かっちん

その通りですね。
全ての親、コーチが自分の子、教え子に疑わしきは相手有利でと教え続ければ少しは変わるかもしれませんね。

なお、息子には、今の入ってませんか!って聞かれたら、めちゃくちゃ爽やかにアウトでーすって言いな、決してムッとして言っちゃダメだよって伝えてます笑

返信する
tonpari

かっちんさん

爽やかに言うのは良いですね!うちも息子に言ってみます!!
何度も言われると、あからさまにウザがっているとかたまに見かけますね〜

草の根運動ですが、まずは我が子から試合マナーを徹底していきたいと思います(^ ^)

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