U14参戦記

スポンサーリンク

昨日、カツオに指定された時間に迎えに行くと

クラブハウスにカツオの姿が無い。

雨が降っていたのでトレーニングルームに居るのかなと思い

声をかけに行こうかと思った時、

カツオのテニスシューズがクラブハウスに脱ぎ捨ててあるのが目に入った。

カツオは自宅からテニスシューズを履いて行って居るため

あれ?なんで靴がこんな所に・・・

 

 

まさかアイツ、また・・・・

 

 

さてここで問題です!

 

雨 × 脱ぎ捨てられた靴 = ?????

 

 

 

 

 

正解は・・・・

 

雨の中、裸足でコートを走り回っていた

それも1人で

 

でした!

 

 

私は、母ながらちょっと引いてしまった。

何故なら昨日は傘をさしていても濡れるほどのひどい土砂降りだったのだ

 

言うまでもなく全身ずぶ濡れ。

いつもの事とは言え

何歳までこんな事をし続けるのだろうか。

体調管理という言葉の意味がわからないのであろうか。

 

 

 

さて、公認大会U14に出場したお話。

 

本当は公認大会では2回目。

(公認大会以外は3回有るがこのお話はまた追い追い・・・)

 

 

1回目の時はなんだかラッキーが重なった

驚くほどデフォが多く、

予選など無いに等しかった。

本戦へ行き1回戦は6年生にギリギリ勝ち

2回戦中学生にボロ負けというミラクルな結果だった。

なのでU14に出たという実感はあまりなかった。

私的にはU14参戦としてカウントしていない。

 

今回は実質初めてのU14。

カツオの山は全員中学2年生という過酷なドロー。

イメージ的に、

U12の選手で上のカテゴリにチャレンジしているもの同士が

1回戦であたると思っていた。

都合の良いイメージをしていたようだ・・・・

 

カツオは最近の県大会3試合、絶対負けられない試合では

ファーストサーブをスピンサーブで打っていた。

確率重視で、それはそれでいいのだと思うのだが、

無難なテニスをしているようで、カツオらしくないなって思っていた。

サーブだけではなく全体的に無難なテニス。

 

で、私は今回、試合前にカツオに言った。

 

今日は中学生と試合をするんだから、

ファーストサーブをカツオのヌルいスピンサーブなんか打ってたら

叩かれておしまいだよ。

ミスする事をビビって守りに入ってしまったら

チャレンジの意味はないんだよ。

カツオの全力を出して、そして勝つんだよ。

 

テニスを知らない私に言える精一杯のアドバイス。

カツオは「オッケッケー」と言った。

 

そう言ったものの、

正直、中学生・・・それも2年生・・・

しんどいなと私は思っていた。

 

1回戦の相手は学年相応に背が高く、

華奢ながらもやはりパワーはすごかった。

小学生の球とは全くスピードが違う。

 

ほらね!

どー考えてもカツオにはまだ早すぎるんだよ!

と心の中でコーチに悪態をついた私。

 

だが終わってみると結果は6−2で勝利。

 

球は早いものの相手選手のミスが多く、終始カツオペースだった。

 

2試合目

またしても中学2年生。

 

1試合目の選手より球が更に早かった。

カツオのラケットに当たってもボールがブッ飛んで行く。

ガンガン打たれ、ガンガンブッ飛ぶ、エースも取られ

を繰り返し成す術なく0−3。

悔しくてピョンピョン飛び跳ねるカツオ。

 

このモモ上げをするように両足でピョンピョン飛び跳ねて悔しがる行動、

カツオがテニスを最高に楽しんでいる時に見られる行動なのだ。

(本人は恐らく気付いていないと思うが)

遥か強い相手と試合をする時、この行動が見られる。

そして試合後は決まって、「ちょー楽かった」と言う。

 

ちなみに、その他の試合で悔しがる時は、

両肩をガックリ落とす、または、自分の太ももをバシバシ叩く。

いくとこまでいくとラケットを地面に叩き付けようとする。

(叩きつけはしない。何故なら、私にこっぴどく怒られるから。)

 

 

早すぎてタイミング合わせられないですよねーっと思っていたら、

ある瞬間を機に、カツオが相手の球の早さに合わせられるようになった。

球の早さに慣れたとでもいうのだろうか。

そこからは形成逆転・・・は言い過ぎだが

カツオが攻め、相手がアタフタと守りに入る形となった。

(素人目にもなかなか良い試合になってきたと思える。)

ラリーにもならなかった前半とは打って変わって

ラリーからの攻撃というパターンになってきた。

スポンサーリンク

そしてサーブやリターンでもエースを何本も取った。

 

試合終了後、握手をした後、カツオは軽快なスキップでベンチに戻った。

そしてラケットバッグをイソイソと背負い、

満面の笑みで猛ダッシュで私の元に来た。

「ほんと、サイコーだよ!!」

と目を輝かせて言った。

 

 

あ、ちなみに結果は1−6。

カツオの惨敗。

まるで「勝ったぜ!」みたいな顔付きだ。

 

 

”内容はカツオらしいテニスですごく良かった”

と言ってあげたいところだが

1ゲームしか取れなかったし惨敗は惨敗なので

カツオにはそれは言わなかった。

今まで「内容は悪くないよ」とかそういう言葉をかけた事は何度かあるが、

今回は言わない。

 

”上のカテゴリで勝つ

コーチの言うチャレンジとはそういう事なのだと私は理解している。

強い選手と戦って楽しいのはわかるが、

楽しむ為にU14に出ている訳ではない。

だから甘やかさない事にした。

勝負の世界、負けは負け。

「今日のカツオのサーブまあまあ良かったね」

だけ。

カツオは「だよねだよね!!」と。

 

この日は久しぶりにカツオらしいテニスが見れた。

無難じゃないアグレッシブなテニス。

単調ではないテニス。

 

繰り返しになるが、

ここ2〜4月はとてもストレスのかかった大会の連続だった。

勝たなければならないというプレッシャー、

勝って当たり前と言われるプレッシャー、

その為、なんかカツオらしいテニスじゃないなと

どこか感じていた。

一言で言うと”無難なテニス”という感じであろうか・・・

 

 

実はカツオ、その大きな大会3つを終えた後

試合には当分出たくないと言っていた。

自主練をする事もなかった。

恐らく、よく聞く「燃え尽き症候群」であろうと思った。

目標にしてきた大会が終わり、ストレスからも解放された。

無謀な目標の3冠は取れなかったけど、

そこそこの結果は残せた。

そして精魂尽きた。

コーチもこの事については、理解してくれ

「カツオの今の心境はよく分かる」と言ってくれた。

 

小学生大会が終わった後、コーチがくれた5日間の休み

ラケットに触れる事もなくテニスの話をする事もなかった。

私がハナコのついでにと勝手にエントリーしていた試合が目前にあった為、

「1日休みを返上して練習に行く?」と聞いても首を横に振り、行かなかった。

 

そんなカツオ、今回の大会で再びスイッチが入ったようだ。

試合後の週末からは前のように朝から晩まで練習。

朝は「早くクラブに連れて行って」と催促する。

試合に関しても

どんどん試合にエントリーしてくれ

全部U14でエントリーしてくれ

と言っている。

 

本人が言うにはU14はストレスフリーなんだそうだ。

U12は実力以上のポイントを取ってしまった為、

簡単に負けられないし、負けたら恥ずかしいとのこと。

 

 

カツオは、

U14だから”5年だし負けても仕方ない”を前提にしているクサい。

”勝たなければならない”と言うプレッシャーが無いから楽

とか考えているのかもしれない。

だとしたらゲンコツだ。

勝つんだと言う気持ちはどのカテゴリに出ても同じでなければならないはず。

 

そんな事はさせない。

もちろんU14のエントリーはするが

合間にU12の試合も入れていき

”勝たなければならない”プレッシャーやストレスもどんどんかけていく。

 

 

この大会を終えて、当初の私の考え方は間違っていたと思った。

試合前、

U14の試合で、初戦敗退し片道2時間をトンボ帰りする事を嘆いた。

1回戦くらいU12の選手とあてて欲しいと思った。

そしてあわよくば、1回戦位は勝って欲しいと思った。

 

だが、

 

初戦から中学生を是非ぶつけてくれ。

なんなら中3早生まれとか、是非是非カツオにぶつけてくれ。

カツオが全く歯が立たない相手とぶつけてくれ。

そしてそこで勝ち上がるという経験を積む。

それこそがU14にチャレンジするという事なんだ。

 

と思った。

 

 

 

 

試合中、心の中で悪態ついたことをまたまた反省した。

 

 

 

 

 

最後に、

この日カツオにとって何より嬉しい言葉があった。

試合を見ていた、カツオと同じ県から来ていた他クラブの選手に

”カツオ君みたいなテニスがしたい”

と言ってもらえたのだ。

本当に最高の褒め言葉。

 

嬉しくてカツオがニヤついたのは言うまでも無い。

 

さあ、6月の大会もU14。

またカツオのハツラツとしたテニスが見れると思うと

私も楽しみだ。

 

U14に年間通して出続け、力を付け、

1年後には大化けしていてくれる事を密かに願う私なのだ。

 

おしまい。

 

追伸

長くなってしまい、まとまり無い文章で・・・

すみませんm(._.)m

8 Comments

monndora

やっぱり「当たって砕けろ」で臨む方がモチベーションも上がるし、球が速い相手とやると自分の球も速くなるので楽しいことが多いですよね。自分のスタイルとかみ合う人と試合すると、普段以上の力がでるので楽しいと思います。
「勝たないといけない」大会と「どこまで勝てるかわからない」大会だとプレッシャーも違うので違うカテゴリにでるのは正解かも知れないですね。

ただ、tonpariさんのブログでもありましたように、テニスは往々にしてシコラーが強いので、そういう「強い人」にどう勝つかが同年代の大会で求められそうですね。
大人の大会でも「凄い球を打つ人」≠「試合に勝つ人」ではないので。

親御さんとしては両カテゴリに出ることは経済的にも体力的にも大変と思います。。。。。。

返信する
tonpari

monndoraさん

ほんとおっしゃる通りです!
子供は上のカテゴリに出ると楽しいようですね(^^)
男の子は特になのかもしれません。
「かみ合う人」という言葉はほんとそうだと思います。
自分も相手につられる感じで、良い球が打てたりしますしね。

コーチもまさしく「かみ合う相手」という言葉を使ってmonndoraさんと同じ事を言ってました。

先日、うちのヘッドコーチはシコラーを”つまらないテニスをする選手”という言葉で表現していました。
表現の仕方が微妙です(笑)
カツオがシコラーは強いと発言したら、「カツオはそんなつまらないテニスはするなよ」と言われていました。
その後、続けて「でもカツオの年代だと、そのつまらないテニスをする奴が強いんだよな〜」とも言ってました。
やはりそうなんですよね(^^)
そしてシコラーでもなんでも勝った者が強いんですよね!
シコラーも然りですが色々なタイプの選手がいますので、
たくさん試合に出てたくさんの選手と試合をしなくてはと思います。
まだまだ経験を積まなくてはです!

今日monndoraさんから頂いたコメントは
先日ヘッドコーチが言っていた事と全て一致していて
『デジャヴだ!』 Σ(゚д゚lll) と驚きました(笑)

返信する
さゆはる

男の子らしくて、可愛いですねカツオくん♡
ウチの息子、きっとカツオくんと仲良くなれるだろうな〜と思いながら読ませてもらいました( ^ω^ )。

強い相手との対戦、楽しいらしいですね。ウチの息子も高校生の兄ちゃんと試合形式で打ってもらう事が大好きです。多少左右に揺さぶろうが、ドロップショットを打とうが、更に厳しいところに打たれて終わりです。でも相手の球が速いので、上手く合わせられたらこちらからも良い球が返るし、ラリーが続くので集中力も上がって来て、いつもより自分が強くなったように感じられるみたいです。見てるこっちも面白いです(^ ^)。

”内容はカツオらしいテニスですごく良かった” と褒めないtonpariさん、男らしいですね!(女性なのは承知の上で・・・です(^ ^))そんなお母さんに育てられたらカツオくん、強くなるだろうなぁ。今後の活躍も楽しみにしていますね!!

返信する
tonpari

さゆはるさん

ありがとうございます(^^)
学年も近いですし、テニスをしていたらいつかどこかで会うこともあるでしょうし
子供同士がお友達になるっなんてことも普通に考えられますね!
そう考えるとなんだかワクワクします。

さゆはるさんの息子さんもやはり上のカテゴリは楽しいんですね(^^)
男の子はそういう子が多いんですね!
カツオもガンガン打ち合うテニスは楽しいようで・・・
そうなると明らかに目の輝きが違いますよね。
”ひたすら繋いで相手のミス待ち”みたいなテニスは
中学生ではあまり見かけないですよね。
私も今回は見ていて本当に楽しかったです。
でも、試合後”負けて悔しい”感がほとんど無かったのが少し気になるところではあります。

ちなみにですが、うちの娘は上のカテゴリに出ることを嫌がります。
現在U14ですがコーチに言われU16に出た時、ずっと「怖いよぉ怖いよぉ」と言ってました(笑)
性格的なものですねきっと・・・

カツオとハナコが強くなる為に、これからも飴とムチを携え、
でも使うのはムチだけっというドSで男らしい母でいこうと思います(笑)
うちの2人は強靭なメンタルの持ち主になるかもしれません (//∇//)

これからも宜しく願いします(^^)

返信する
さゆはる

ハナコちゃんもU16に出たんですね。「怖い」気持ち、すごくよく分かります。私がその立場だったら、怖くていつもの自分の力の2割程度しか出せないだろうな・・・。私は強い相手に向かって行くより、格下相手にドヤ顔していたいタイプですから。全く強くなれないタイプですね・・・(。-_-。)。
なので、カツオくんや息子がスゴイな〜と純粋に尊敬します☆。

だんだん息子もそれなりに力も付いてきて、強い相手とのギリギリのせめぎ合いの試合も増えて来ました。その度に、ノミの心臓の私は軽く吐き気をもよおしながら、相手のミスを願いながら観戦しています。男前なtonpariさんはきっと、どっしり構えてカツオくんの勇気あるプレイを願いながら観戦してるんだろうなぁ・・・。

そのうちどこかで息子同士が友達になったら面白いですね!そんな奇跡が起こるといいな♪

返信する
tonpari

さゆはるさん

ちょちょちょちょっと待ってください!面白すぎます!
周りの目が気になるので笑わせないでください(笑)
「どっしり構えて見ている・・・・」
これツボに入りました。笑いを堪えると腹筋に力が入りますね(笑)

残念ながらどっしり構えては見られないんですよ〜
それどころか接戦の時は見ている事すらできないんです。
フラ〜っと席を立ち、フラ〜っとどこの誰だか知らない子の試合を見に行きます(笑)
私もさゆはるさん同様ノミの心臓です。
吐き気をもよおすのも同じです(笑)
その点、直視していられるさゆはるさんスゴイです(^^)

私こそがメンタルを鍛えるべきなのかもしれませんね -_-

ハナコはと言えば、さゆはるさん同様勝てる相手としたいタイプです(笑)
強い相手との対戦は嫌がります。
「負けたくないから強い相手に頑張って勝つ」
ではなく
「負けたくないから強い子としたくない」
少し歪んだ負けず嫌いですね・・・
彼女のこれからの為にもこの思考をなんとかせねばです(^^)

返信する
野球脳パパ

カツオ君、U14でもらしさが出てますね!
カツオ君のU14に出たいという気持ち、レゴも同じでした。子供にとったら強い子にチャレンジするということと、負けても仕方がないという気楽さが、楽しさになるのでしょうね。

レゴはU12に戻ります。まずU12で勝ち上がっていくことをしっかり身につけてもらいます。カツオ君と違って実績がないので、夏はU12で実績を出してほしいものです。

カツオ君はガンガンU14にチャレンジでして、さらに上を目指してほしいです(^^)
がんばってください!

返信する
tonpari

野球脳パパさん

私もレゴ君のU14の結果を繰り返し読ませて頂きました。
大きな成長の兆しですね!
ストレスが無いから思い切ったプレーができ、
それが成長に繋がるんですね。
カツオは今のところ”らしさ”だけ発揮してますが、ここからどうやって自分を成長させていくのかが
課題です。
楽しいテニスばかりさせず、U12で勝たなければというプレッシャーもかけていきたいと思います。
カツオの実績は実績ではありません(笑)うちの県の1位の子が県選抜の上の大会に出ましたが
1回戦ほぼストレート負けに近い状態でした。その子に手も足も出ないカツオは全然弱いんです。
レゴ君がうちの県に居たら3冠取りますよ(笑)
カツオには自分の実力を勘違いする事なく、
真摯にそして謙虚な気持ちでテニスと向き合ってもらいたいと
思って居ます。

レゴ君も頑張ってくださいね!
来年の全国大会で会いましょう!!(笑)

返信する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。